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たるみを悪化させるNG行動

頑張ってケアしているのに、日に日に目の下がたるむ…今のケアじゃ足りない?いえいえ、そうとは限りません。なかなかたるみが取れない原因は、日常生活で毎日何気なくしている行動の中に、たるみを増長させるものがあるかもしれませんよ。

思い当たったら要改善!なるべくたるみを作らない生活をしよう

目の下のたるみは「加齢」で進行していく、とお伝えしましたが…年齢を重ねていくとどうしても美肌成分の生成量が落ちるから、そして表情筋が徐々に弱っていくから、というのが理由です。しかし、お肌をたるませているのは何も年齢だけではありません。お肌に刺激を与えるような行動を多くとっていたり、表情筋をあまり動かさないような生活をしていると、若い方でも目の下がたるむのです。

例えば、こんな行動をとっている方は要注意です。

紫外線対策をしていない

紫外線は目に見えないですが、皮膚の新陳代謝を阻害する、大きなダメージを与えてきます。ちなみに、紫外線はたった5秒浴びただけでもお肌に影響を及ぼします。紫外線A波はコラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞にダメージを与え、生成を鈍らせる作用が…。さらに活性酸素が過剰分泌され、コラーゲン等は破壊されてしまいます!「ちょっとそこまでだから」といってノーメイクで出掛けるのはNG行動だったんですね。

晴れの日はもちろんですが、曇りの日でも雲の隙間から紫外線は地上に降り注いでいますので、日々対策を怠らないようにしましょう。

パソコンやスマホをじっと眺めている

通勤中にスマホ、仕事場ではパソコン、休み時間もスマホ…という環境はとても危険!じっと一点を見つめる動作は表情筋の緊張を引き起こし、硬くて動きにくい「衰えた状態」になってしまいます。目を支える筋肉が衰えてしまうと、目とまぶたが下がり、目の下の脂肪が押し出されて例のたるみができてしまいます…!

仕事中でも定期的に画面から目を離す、スマホの使用時間を減らす、などが有効です。

無表情で過ごしている

表情筋は使わなければ衰えます。そのため、常に無表情な方は若いうちから目の下にたるみが出てくることが多いです。表情がコロコロ変わる人や、顔で仕事をしている芸能人などが、年老いてもたるみが出てこず若々しいままでいられるのは、表情筋がしっかり鍛えられているからです。

いきなり表情豊かな人間になるのは難しいので、1人のときに顔を思いっきり動かしたり、食事を良く噛む、ぎゅっとまばたきをする、など小さな工夫から取り入れてみましょう。

洗顔・クレンジングで擦りすぎ

目の下の皮膚をむやみに擦ったり、伸ばしたりするとたるみを増長させます。洗顔やクレンジングはとにかく優しく、泡で触れるぐらいで問題ありません。グリグリこすらなければ落ちないようなメイクは控えるのが賢明です。

化学薬品など洗浄成分が強いと、皮膚に刺激を与えてしまい、たるみの原因になります。なるべく優しい成分で、お肌に界面活性剤を残さないようしっかり洗い流しましょう。

また、水道水に含まれる塩素は温度が上がるほど有害になるので、お湯で顔を洗うのはあまり推奨できません。水にするか、塩素除去効果のあるシャワーヘッドなどを使いましょう。

不規則な生活・不摂生をしている

睡眠不足や飲みすぎはむくみの原因となり、これが長く続くと、やがてたるみに移行していきます。睡眠不足になるとお肌を作る「成長ホルモン」の分泌も悪くなり、肌荒れしたりターンオーバーにも異常が出ます。

また、たんぱく質・ミネラル不足になると体の中で充分な美肌成分が生成できず、ハリが失われていきますので、食事はバランスよくしっかり摂ることを心がけましょう。

目の下のたるみに良い食べ物・悪い食べ物

目の下のたるみに良いからと、たるみ解消のためのコスメやマッサージを取り入れるものの、食事にはあまり気を配っていない人もいるのではないでしょうか。

毎日口にする食べ物は、肌やからだづくりのベースとなるもの。 食事の内容によっては目の下のたるみに良くない場合もあります。 目の下のたるみに良い食べ物、悪い食べ物をそれぞれみていきましょう。

目の下のたるみに良い食べ物

AGEs(終末糖化産物)の研究論文によると、目の下のたるみなどの老け具合が、体内の老化の指標の1つになることがわかりました。

総合学術誌『Pharma Medica』にて、AGEに関する研究論文発表・皮膚AGEs値は見た目年齢と相関する

つまり、見た目に老けていると、からだの中も同じように老けてきている可能性が高いということです。

そんな「老け」に大きく関係しているのが「糖化」。 からだの中のたんぱく質と食事で摂取した余分な糖が結び付いて変質し、AGEsという異常たんぱく質になることです。

通常、たんぱく質はコラーゲンやエラスチンといった肌のハリを作る物質の代謝を促し、目の下など肌のハリを作っています。

しかし、たんぱく質が変質すると本来のように代謝がうまくいかず、肌のハリが失われていってしまいます。 その結果、目の下のたるみを作ってしまうことになるのです。

そんな目の下のたるみに大敵な糖化を防いでくれるのが抗酸化物質。 糖の代謝を助けるビタミンB群や、AGEsの生成を抑制する物質、AGEsの排出を助ける物質などを多く含んだ抗酸化食品がおすすめです。

目の下のたるみ改善に役立つ詳しい成分はこちらで紹介しています。

なお抗酸化物質として分類されているのが、ビタミン、フラボノイド、非フラボノイド、カロテノイドといわれるもの。 ビタミン類の多く含まれたカボチャやブロッコリーなどの緑黄色野菜やアーモンド、フラボノイドの多い大豆類、非フラボノイド系のゴマやベリー系、カロテノイドの多い海藻類などがおすすめです。

また、質の良いたんぱく質を摂取できるヨーグルトも目の下のたるみに良いとされています。

ちなみに、多くの抗酸化物質が成分に含まれており、なおかつ毎日の食卓に取り入れやすいのは、バナナやタマネギ、ニンニク、茶葉などといわれています。 食事に添えて取り入れるなど、毎日の食事には抗酸化力の高い食べ物を取り入れるようにしましょう。

どうしても、目の下のハリを取り戻すには「コラーゲンが必要」と感じる人もいるかもしれませんが、必ずしもコラーゲンは重要ではありません。

もちろん目のたるみに役立つ成分でもご紹介しているように、コラーゲンの摂取は目の下のたるみ改善に役立ちますが、実はコラーゲンの多い豚足や牛すじ以外にも、豚肉やうなぎなどさまざまな食品に含まれています。

コラーゲンは肌のハリを作っている成分にはなりますが、「糖化」の仕組みでも説明したように、いくらコラーゲンを摂取しても代謝が適切に行われないとあまり意味がなくなってしまいます。 コラーゲンだけではなく、ヨーグルトなどの良質なたんぱく質の摂れる食品、緑黄色野菜や大豆などの抗酸化作用をもつ食品も同時に取り入れることが大切です。

目の下のたるみを改善したいのであれば、1つの成分の効果にとらわれるのではなく、抗酸化食品や良タンパクな食品もまんべんなく取り入れるようにしましょう。 バランスよく取り入れることで、目の下のたるみを食べ物で防止することができます。

目の下のたるみに悪い食べ物

目の下のたるみに良い食べ物がある一方で、目の下のたるみに悪い影響を与える食べ物もあります。

「糖化」が目の下のたるみの原因の1つだとご紹介しましたが、糖化を促進させるのは糖分の過剰摂取が理由。 それにも関わらず、ある調査では、女性の5割が普段から甘いものを食べていることがわかりました。

たまに食べるを含めるとなんと女性の9割にも上ります。

顔のたるみ研究所・「抗糖化」でたるみ予防!

なんとなく甘いものの摂りすぎは良くないと意識している人も多いと思いますが、実際には甘いものの誘惑に負けてしまっている人は多いようです。

さて、スイーツなどの甘いものは糖化を促進するため良くありませんが、その中でも特に注意したい食べ物があります。 砂糖などの糖分が多く、かつ高たんぱく質で加熱処理が施されている食品です。 ケーキやドーナッツなどの洋菓子には特に注意しましょう。

また、高脂質な食べ物にも要注意。 どうしても甘いものが食べたい場合は、洋菓子よりも加熱処理の少ない和菓子、スイーツよりも栄養価のあるサツマイモやクリ、果物類を食べるようにしましょう。

糖分は含まれていますが、その代わりビタミンなど抗酸化物質も含まれているので、ただ糖分が多いだけのスイーツを食べるよりは良いです。

ついお菓子に手が伸びてしまう人は、冷蔵庫に入れる食品の種類、テーブルにおいておく食品の種類自体を変えてみましょう。

また、甘い食べ物を普段食べない人でも、ファーストフードやコンビニ弁当をよく利用する人は要注意です。 こうした食べ物は、どうしても肉類に偏ってしまい、野菜や果物など抗酸化力を持った食品の摂取が少ない傾向にあります。

また、こうしたファーストフードなどは抗酸化物質が少ないため、目の下のたるみを考えるならおすすめできません。

さらに、インスタント食品なども野菜類が少な目なので、十分に抗酸化食品が摂取できず目の下のたるみを改善できません。

コンビニやインスタント食品などは便利ではありますが、目の下のたるみ改善を考えるのであれば、抗酸化食品を意識しつつ、できるだけ栄養バランスのとれた食事を心がけるようにしましょう。 自炊だと、自分で食品を選択できるのでおすすめです。

どうしても時間が作れない場合や自炊が面倒な場合は、インスタント食品やコンビニ食プラスアルファーで考えてみましょう。 たとえば、インスタント麺であればキャベツやネギを加えるだけ、コンビニ弁当であれば野菜入りの味噌汁を追加するだけでも違います。

もちろん目の下のたるみを改善するには、抗酸化食品などの目の下のたるみに良い食品を積極的に食べることが大切ですが、難しい場合はできる範囲で摂り入れられるよう工夫しましょう。 あまり無理をしないことが、目の下のたるみ防止や改善に役立つ毎日の食事の習慣づくりには大切です。

コンタクトレンズの使用が目の下のたるみの原因になることも

「コンタクトレンズ」はメガネのようにフレームがないので、顔の印象を大きく変えずに視力矯正できるのがメリットです。

瞳に色を付けたり黒目を大きくしたりするだけの、視力を矯正しないコンタクトレンズもあります。そんなコンタクトレンズも目の下のたるみの原因になるかもしれないのです。

コンタクトレンズで目の下がたるみやすい理由

コンタクトレンズは着脱の際に上下のまぶたを指で引っ張って大きく開きます。そのほうが着脱しやすいからです。さらにハードのコンタクトレンズは目尻を引っ張って目を細めると、手で触れなくても飛び出すようになっています。

けれどもまぶたをはじめ目元の皮膚は薄いため、毎日着脱するたびに引っ張っていると皮膚だけなくその下にある眼輪筋のコラーゲン繊維を傷めてしまいます。そのせいで伸び切ったままになったり、たるんだりするかもしれません。

これはソフトでもハードでも同じです。また皮膚を引っ張る行為は刺激にもなるため、保護しようとメラニン色素が多く作られ色素沈着になる恐れもあります。

特にハードのコンタクトレンズは装着時の違和感が強く、目の乾燥を防ぐために自然とまばたきの回数が多くなります。素材も酸素を通しやすくするよう水分を含むソフトよりも硬めで、まばたきのたびにまぶたの裏でこすれ合いがちです。

これらはまぶたにとって大きな負担になります。血液やリンパの流れが悪くなり「クマ」の原因にもなるのです。色素沈着と重なれば黒と茶色の2色のクマができたように見えるでしょう。

もしも上まぶたに負担がかかれば、目を開くための上眼瞼挙筋腱膜と瞼板の結合が外れ、「眼瞼下垂」を引き起こす可能性があります。

眼瞼下垂になると十分に目が開かなかったり、左右で目の大きさが違ったりする症状が現れます。こうなると外科手術をしなければ治りません。コンタクトレンズを長時間装着しているほど、こうしたリスクは大きくなります。

コンタクトレンズで目の下がたるむのを防ぐには

コンタクトレンズを使うとまぶたの皮膚や筋肉に負担がかかりますから、メガネで視力矯正すれば目の下がたるむのを防げるでしょう。

レーシックの手術をして一連の症状が改善されたケースもあります。どうしてもコンタクトレンズを使いたい場合は、仕事中や外出時などに限定して少しでも装着時間を短くしましょう。

まぶたの皮膚や筋肉に最も負担がかかりやすい着脱時は、できるだけ引っ張らないように心がけます。

最近ではハードのコンタクトレンズを外せる専用のスポイトが販売されています。スポイトの先をコンタクトレンズにつけるだけで、まぶたを引っ張らなくても簡単に外せる代物です。ソフト用にも専用の着脱機器があり、まぶたへの負担を最小限に抑えられます。

また目を細める仕草も目の下がたるむ原因になります。コンタクトレンズの度数を合わせるのはもちろん、パソコンやスマートフォンの画面を見るときはメガネを使いましょう。

目が疲れにくいというメリットもあり、メガネによっては有害なブルーライトをカットしてくれます。

コンタクトレンズによる目の下のたるみを改善するには?

できてしまった目の下のたるみやクマを改善するには目元のケアが一番です。コンタクトレンズを外したら、ホットタオルで目の周りを温めてみましょう。

ホットタオルは水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで加熱すれば簡単に作れます。時間は5~10分くらいで十分です。

最近では目元用のホットマスクも販売されています。血液やリンパの流れが良くなって目の下の老廃物が排出されやすくなり、眼精疲労やドライアイにも効果的です。

使用後に老廃物を流す要領で軽くマッサージしてもいいでしょう。ホットタオル使用後は、ただでさえ乾燥しやすい目元がさらに乾燥しやすくなるので、美容液やクリームで補います。

目元は皮脂腺が少ない部位です。美容液やクリームはヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分で水分を補ってくれるだけでなく、油分でふたをする効果もあります。さらにコラーゲンのような肌を整える成分が入っていると効果的です。

色素沈着が気になるときはビタミンC誘導体など美白成分が入っているものを選びましょう。

最近では目元用のパックやパッチも販売されています。前者は顔全体に使うものと同じですが、後者は寝ている間シールのように貼って使います。

皮膚に触れる面の美容成分がごく小さい針のような形状をしているタイプが人気です。

もちろん適切な睡眠や食生活もコンタクトレンズによる目の下のたるみを内側から改善してくれます。

特に睡眠は目を休ませて修復を促す上でも欠かせません。食事ではアントシアニンを含むブルーベリーや、ルテインの多いホウレンソウ、DHAが豊富な青魚あたりを意識して摂りたいところです。眼精疲労を解消して間接的に目の下がたるむ予防になるでしょう。

マツエクやつけまが目の下のたるみに繋がる?

目の下のたるみの原因となるのは、上記のNG行動だけではありません。日常のメイクそのものが目の下のたるみを生み出している可能性も考えてみましょう。

マツエクや付けまつ毛(つけま)をしている方は要注意。目の下のたるみだけではなく、シワの原因にもなります。

マツエクやつけまが目の下のたるみになる理由

目の周囲は皮膚も筋肉も薄く、非常にデリケートな部分です。

某まつ毛美容液メーカーの調査によると、マツエクをつけてまばたきをする場合と、つけまをつけてまばたきする場合の、それぞれの負担は以下のとおりです。

  • マツエク・・・・・・1年間で65kgを1cm持ち上げる仕事量に相当
  • つけま・・・・・・1年間で95kgを1cm持ち上げる仕事量に相当

ちなみにこの数字、人間で換算するとマツエクは柔道女子1人分、つけまは力士1人分の重さになります。

睡眠時間6時間、5秒に1回のまばたきで5mmほどまぶたを動かす、と想定して計算された数字です。睡眠時間が短い方やビジューなどが飾られたつけまを使っている方は、さらに大きな負担となっていることが考えられます。

何も手を加えていない状態のまつ毛を支える構造しかない、皮膚や筋肉に負担をかけ続けると、やがて目の下のたるみにつながるでしょう。

また、つけまを取り外す際のダメージも目の下にたるみを生む原因のひとつです。

同じまつ毛美容液メーカーが調査した結果では、つけまを外すときの負担はまぶたで26kgのものを引っ張る仕事量に相当するそうです。

引っ張らずに取れば良いだけと思うかもしれませんが、つけまを外すときに「そのまま引っ張って取る」女性は全体の9割以上にものぼります。つけまを利用している方のうち9割以上の方が、毎日まぶたにダメージを与えているのです。

はじめは引っ張ってもきちんと元に戻っていたゴムが使っているうちに伸びてくるのと同じように、毎日まぶたを引っ張れば段々と伸びてきます。

何より怖いのが、筋肉の老化が原因のたるみとは違い、年齢に関係なくたるんでくることです。

マツエクやつけまの日常的にかかるまぶたへの負担、そしてつけまを引っ張って取る際の負担。これらのダメージが蓄積され、年齢とは関係ないところであなたの目の下にたるみを作っているかもしれません。

マツエクやつけまを使うデメリットは?たるみ以外のトラブル

マツエクやつけまによるデメリットは、目の下のたるみ以外にもあげられます。

おでこのシワ

たとえば、おでこのシワもマツエクやつけまが原因となっていることがあるのです。

マツエクやつけまの重さはそれほど感じないかもしれませんが、実際は目が負担を蓄積させて目の下にたるみを生むほどの重さを持っています。目を大きく開こうとするには相当の筋力が必要なのですが、毎日のマツエクやつけまでダメージが溜まっているまぶたの筋肉には重労働です。

そのため、無意識のうちにまぶたの筋肉ではなく、さらに上の筋肉を使おうとします。それは、おでこ周辺の筋肉です。衰えたまぶたを無理に持ち上げようとした結果、おでこにシワが刻まれるようになります。

自分のまつ毛が弱ってしまう

マツエクは自分のまつ毛1本に数本グルー(接着剤)でつけています。まつ毛や毛穴が本来支えるべき1本分の重さ以上の負荷がかかっているため、支えきれず抜け毛になることもあります。

また、マツエクを自分自身で取ってしまう方や、つけまを引っ張って取る方は自分自身のまつ毛も引っ張って抜いてしまいがちです。

このようなダメージを繰り返し与えていると、細く弱い毛しか生えなくなったり、まつ毛が生えにくくなってしまうことも少なくありません。

眼球に傷がつく

マツエクやつけまを毎回必ず上手につけられれば良いのですが、ときには失敗してしまうこともあるもの。薬液が染みたり、目の中にマツエクやつけまが入ってしまったりするトラブルも起こり得ます。

眼球の傷はちょっとしたことで作られ、毎日の睡眠中にある程度修復されますが、化学品によるダメージや大きな傷は簡単には治せません。

マツエクやつけまのグルー、マツエク本体、つけま本体による傷を眼球につけたまま放っておくと、そこから思いがけない病気に発展することもあります。

アレルギーにも注意

マツエクのグルーがアレルギーを引き起こすこともあり、中には「今までそんなことなかったのに、今日いきなりアレルギーが出た」というケースも。

グルーには多くの成分が配合されているため、どの成分が自分にとってのアレルゲンなのか、素人には判断しにくいものです。

普段はアレルギー反応がない方の場合も、今まで蓄積された結果ついに発症したのか、今日たまたま体調が優れなかったため発症したのか、複数の原因が考えられます。

とくにマツエクの場合、施術後の行動がアレルギー発症を引き起こすことも珍しくありません。その理由は、グルーに含まれる成分が揮発時に発生させるホルムアルデヒドの存在です。

施術後にうっかり濡らしてしまうなど、ホルムアルデヒドが揮発する前に液化させる行動をとると、肌に付着してアレルギーが発症しやすくなります。

独立行政法人国民生活センター・後を絶たない、まつ毛エクステンションの危害

マツエクやつけまの上手な使い方を知ろう

マツエクやつけま自体が悪いわけではありません。上手に使いこなせばトラブルに見舞われるリスクも少なくなります。

つけまは引っ張らない

つけまを外すとき、ついつい引っ張ってしまいがちです。まつ毛や目の周囲への負担を考えると、多少面倒でも優しくはがすようにしましょう。

コットンにたっぷりの水を含ませて、上から優しく押さえてふやかしてから取ります。なかなか柔らかくならないときは、ぬるま湯を使ってみてください。

接着剤が柔らかくなったら、目尻から少しずつはがします。

マツエクはサロンでメンテナンス

何本か抜けてくると、残ったマツエクも自分の手で抜いてしまう方もいるのではないでしょうか。自分のまつ毛まで抜いてしまうリスクがあり、おすすめできない方法です。

このようなことを避けるためにも、マツエクは定期的にサロンでメンテナンスしてもらうことが大切です。定期的にリペアしてもらえば、数本抜けても目立つことはありません。

まぶたの筋力低下を防ぐ

たるみの原因は、筋力低下が大きく関係しています。重いマツエクやつけまに負けないような筋力を持っていれば、まぶたが下がったり、目の下がたるんだりするのも防げます。

目を上下左右に動かしたり、ぎゅっと目をつむった後に思い切り目を大きく開けたり、普段使わないような目の周りの筋肉を意識して使ってみましょう。