たるみとクマの違い

色々な対策をしているのに目の下のクマがなかなか消えない…とお悩みの方、実はそれ「たるみ」かもしれません!きちんとクマとたるみの違いを知り、自分に出ているのはどちらなのかを判定する。そして、正しいケアを取り入れていくことが大切です。

間違えやすい、クマとたるみをしっかり見分ける方法

たるみは「加齢による筋力低下、潤い不足」によって引き起こされる、皮膚の老化現象です。それに対して、クマはいくつか種類があり、原因も様々です。

「青クマ」

これは、血行不良が原因で起こるタイプ。睡眠不足、ストレス、目の酷使などにより血流が悪化し血液が滞ってしまうので、青黒く見えます。目の下は皮膚が薄く、血行不良が見た目に表れてしまいクマとなります。

改善するには目の周りの血行を改善すること。蒸しタオルで温める、強くまばたきをすることで血行を促進させる、ツボ押しなどが有効です。また、根本の原因である睡眠不足やストレスを解消することも大切です。

★判別方法 皮膚の下の静脈が青く見えるため、皮膚を引っ張ってもその場所から動かない。

「茶クマ」

紫外線や乾燥によってメラノサイトが活発になるほか、ターンオーバーが正常に働かずにメラニン色素が沈着してしまった状態です。目のこすりすぎ、アイメイクによる刺激でも発生します。多くの場合は、上まぶたにも同じような色素沈着が起こっており、目の全体が黒ずんでいるように見えます。

改善するにはまず刺激からお肌を守ること。そしてきちんとクレンジング、洗顔をすること。美白コスメでメラニンを排出することが大切です。

★判別方法 顔を天井に向けながら鏡を見たとき、正面を向いているときとクマの印象が同じ。皮膚を引っ張ると動く。

「赤クマ」

こちらも青クマ同様血行不良が原因ですが、赤クマは動脈に原因があるので赤い色が出てきます。また、血流が滞り、血管外に赤血球が滲み出てしまうために赤みが発生します。

赤クマは目の下だけではなく、顔全体で血行不良が起きているサイン。クレンジングや基礎化粧品できちんとケアし、血流を良くする成分等を摂取しましょう。オススメはプラセンタです。

★判別方法 頬上部に指をあてて、目の下の皮膚を下に引っ張った際、赤みが増します。

「黒クマ」はクマではなく、たるみです!

目の下に黒い線が見えるのが黒クマなんですが…実は、黒クマは「目の下にある脂肪がふくらんだ」事が原因でできる影。血行不良や色素沈着などが原因で起こるクマではなく、「皮膚のたるみ」によって起きている老化現象なのです!

なので、いくら血行を改善しても、しっかり睡眠をとっても改善されることはありません。大切なのは、お肌に美肌成分をたっぷり与えてあげること、そして表情筋を鍛えることです。これまで紹介したクマの治しかたとは全く異なるアプローチだ、ということがお分かりいただけたでしょうか。

★判別方法 目の下のふくらみをペンなどの細い棒で押すと、黒い影が消えます。

あなたの目の印象を悪くしているのは、クマなのかたるみなのか…まずはきちんと判別して、適切な改善方法を取り入れていきましょう。まだ若い方の場合、加齢の象徴である「たるみ」があることを受け入れるのは辛いかもしれませんが、早く対処すればするほど、改善までのスピードも早くなりますよ。

目の下のクマの解消はたるみにも効果が期待できる?

顔の印象は目元の印象でほとんど決まるといわれるほど、目元はとても目立つポイントです。

目元が明るくハリがあれば、快活で若々しい印象を相手に与えることができますが、目の下にたるみやクマがあると、実年齢よりも老けて見られたり、疲れているように見られたり、相手にあまり良い印象を与えません。適切なケアをして、クマやたるみをしっかり解消したいですね。

目の下のクマには、「青クマ」「茶クマ」「赤クマ」といった種類があり、種類によってクマができる原因もさまざまですが、これらの原因には共通する点も多いのです。

また、「黒クマ」ともよばれることもある目の下のたるみの原因も、クマができる原因に似ている点があります。そのため、目の下のクマを改善することは、目の下のたるみ解消にも効果が期待できるのです。

クマとたるみの両方を改善するには、どのようなケアが必要なのでしょうか。目の下のクマとたるみに共通する原因ごとに、対策方法をご紹介していきます。目の下のクマもたるみも両方改善して、明るい目元を手に入れましょう!

乾燥が原因のクマ・たるみ

加齢や生活習慣の乱れ、紫外線の浴びすぎや物理的な摩擦、不適切なスキンケアなどによって肌が乾燥すると、茶クマができやすくなります。

茶クマは色素をつくる細胞であるメラノサイトが肌の乾燥から身を守るために活発化し、メラノサイトがメラニンという黒色の色素をつくり出すことで、通常より多くのメラニンが蓄積するために現れる症状です。

一方、肌の乾燥は目の下のたるみも引き起こす可能性があります。肌の水分量が減少すると、肌のハリが失われ、目元の皮膚がたるんでしまうというわけです。

このように、肌の乾燥は茶クマと目の下のたるみの両方の原因となりうるのです。茶クマと目の下のたるみを予防・改善するには、肌の乾燥を防ぐことが重要です。

肌の乾燥を防ぐために、まずはスキンケアを見直しましょう。洗浄力の強いクレンジングオイルや洗顔料を使っていたり、脂性肌用の化粧水を使っていたりしてはいないでしょうか。また、べたつくからといって乳液やクリームを省略してはいないでしょうか。

皮膚の表面はべたつくけれど、肌の内部は乾燥しているという、インナードライ肌の場合もあるので、自分の肌質をしっかり把握し、肌質に合ったスキンケアをしていきましょう。

目元が乾燥して茶クマやたるみが生じている場合は、脂性肌のケアではなく、乾燥肌や敏感肌のケアを考える必要があります。

洗顔料は刺激が少なく皮脂をとりすぎないものを選びましょう。クレンジングには皮脂をとり去る力が強いオイルタイプよりも、ミルクタイプやコールドクリームなどがおすすめです。ゴシゴシこすらず、優しく洗うようにしてください。

洗顔後に化粧水で肌を整えたら、必ず美容液や乳液などを使って、化粧水の保湿成分を逃がさないようにしましょう。

乾燥肌向けのスキンケアをしたうえで、目元のスペシャルケアもプラスするとさらによいですね。

目元専用のクリームやアイパックを使ったり、スキンケアで使っている美容液や乳液を多めにつけたりホホバオイルやオリーブオイルを目元につけたりするのもよいでしょう。

また、ゴシゴシこすらずに落とせるメイクをするのもポイントです。休みの日にはBBクリームやCCクリーム、お湯でメイクオフできるマスカラなどを使い、肌に負担をかけずにメイクオフできる化粧品を選ぶなど、工夫して肌を休めてあげましょう。

そして、乾燥肌は身体の内側からケアするのも大切。皮膚の弾力をつくるコラーゲンや保湿成分であるセラミドや、肌の調子を整えるビタミンB、ビタミンC、ビタミンEなどを積極的にとりましょう。食べ物からとるのが難しいようであれば、サプリメントで補うのもよいですね。

生活習慣の乱れからくる血行不良が原因のクマ・たるみ

睡眠不足や喫煙、栄養の偏りなど、生活習慣の乱れによってクマやたるみが生じることもあります。生活習慣が乱れると、身体も心もストレスを感じるようになります。

ストレスを感じると、内臓や血管を無意識的にコントロールしている自律神経のうち、交感神経が優位になります。

交感神経は血管を収縮させる働きをするため、交感神経が優位になる時間が長くなると、血行不良が起こりやすくなります。この血行不良が、「青クマ」や「赤クマ」の原因です。

また、血行が悪くなって肌を健康に保つ栄養が皮膚に届かなくなってしまうと肌のハリが失われ、目の下のたるみの原因にもなってしまいます。

つまり、生活習慣を改善して血行をよくすることは、青クマと目の下のたるみを改善する第一歩となるのです。

血行をよくするためには、まず生活習慣を見直しましょう。睡眠不足を解消するには、睡眠時間や睡眠の質を見直すことが重要。睡眠時間が短くなっている場合は、早めに布団に入れるように、帰宅時間や帰宅してからの時間の過ごし方を見直しましょう。

また、睡眠の質を上げるために、寝る1時間前にはパソコンやスマートフォン、テレビの画面を見ないようにしたり、自分の身体にフィットした寝具を選んだり、朝起きたらすぐに太陽の光を浴びるようにするなど工夫しましょう。

血行をよくするためには、食生活の見直しも不可欠です。炭水化物、タンパク質、脂質といった三大栄養素をバランスよくとり、ビタミンやミネラルをしっかりとれるように野菜やフルーツを食事に積極的にとり入れましょう。

特に、血行をよくする働きをもつビタミンEを多く含むナッツ類や緑黄色野菜を上手にとり入れてくださいね。

また、タバコは身体にストレスを与える物質を含んでおり、身体に有害な活性酸素を発生させるもとになります。

活性酸素はビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質によって除去されますが、活性酸素を除去するために、肌の健康を保つためのビタミンCや、血行をよくしてくれるビタミンEを消費してしまいます。タバコは美肌の大敵。百害あって一利なし。喫煙は避けるようにしましょう。

そして、目元を温めたりマッサージで、目のまわりの血行をよくするのも効果的です。ただし、目元のマッサージをするときには、必要以上に力をかけないように注意しましょう。

また、全身のストレッチを習慣にして、全身の身体のむくみを予防することも血行不良を防ぐ有効な手段。目元だけではなく、身体全体の血行をよくすることも心がけましょう。