ホホバオイル

目は顔のなかでも最も動きが激しい部分の1つです。目のまわりの皮膚や筋肉も、目の動きにともなって動く必要があるため、特に目の下はたるみができやすい部分といえるでしょう。

目のまわりの皮膚トラブル対策として、目元美容液などさまざまな化粧品がありますが、たくさんありすぎて迷ってしまいますよね。

また、目の下のたるみができやすい人は乾燥肌の人が多い上に、目元という肌が敏感な部分につける必要があるため、安心できる化粧品を選ぶ必要があるというのも、目元のケア製品を選ぶ上では悩ましい問題です。

そこで、おすすめしたいのがホホバオイルです。ホホバオイルは乾燥肌や敏感肌の人でも安心して使えるため、目の下のたるみ予防にうってつけの化粧品なのです。

この記事では、ホホバオイルの概要や目の下のたるみへの効果、そして良いホホバオイルの選び方をご紹介します。目の下のたるみ対策として優秀なホホバオイルについて詳しくチェックし、美しい目元をキープしましょう!

ホホバオイルとは?

数年前から美容ケアに良いとされ、最近では目元のケアにも効果的といわれているホホバオイル。名前を聞いたことがあるという人も多いと思いますが、ホホバオイルは何からつくられているのか、なぜ美容に良いといわれているのか、詳しくは知らないという人も少なくないでしょう。

自分の肌に直接つけるものですので、ホホバオイルとはどのようなものかしっかりチェックしていきましょう!

ホホバオイル(Jojoba Oil)とは、アメリカ南西部からメキシコ北部にかけての地域が原産の「ホホバ」という植物の種子からとれるオイルです。

この地域の原住民たちは、ホホバオイルのことを「金の液」と呼んでスキンケアやヘアケアなどに利用していましたが、最近ではその優れた効果が世界中に認知されるようになり、世界中で広く利用されるようになりました。

ホホバオイルの最大の特徴は保湿力の高さです。ホホバオイルには、人間の肌を守る油脂の主要成分であるワックスエステルが豊富に含まれています。

ワックスエステルはクジラや深海魚にも見られますが、植物由来で大量にワックスエステルを含んでいるのはホホバオイルだけです。

J Cosmet Dermatol.「valuation of additive effects of hydrolyzed jojoba (Simmondsia chinensis) esters and glycerol: a preliminary study.」によると、保湿成分であるグリセロールとワックスエステルを含むホホバオイルを併用すると、グリセロール単独よりも保湿効果が長く続いたとされています。

J Cosmet Dermatol.「valuation of additive effects of hydrolyzed jojoba (Simmondsia chinensis) esters and glycerol: a preliminary study.

化粧水など、普段使っている保湿アイテムにホホバオイルをプラスすることで、保湿力をアップさせることができるのですね。

ホホバオイルの特徴の1つとして、品質の安定性の高さが挙げられます。ある研究では、70℃以上の熱を4日間にわたって加え続けても、大きな品質の変化がなかったという実験結果が出ています。品質が変わりにくいということは、腐りにくく酸化しにくいということでもあります。

化粧品ですぐかぶれてしまうという敏感肌の人でも安心して使うことができますね。

そして、「オイル」と名前についてはいるものの、サラダ油のようにねっとりとしたベタベタ感はありません。

サラッとしているので、肌や髪につけてもベタつかないのが嬉しいポイントですね。香りもほとんどありませんので、強い香りが苦手な人も安心して使うことができます。

ホホバオイルは目の下のたるみに効果的!

保湿力や品質の安定性が高く、使い心地も良いホホバオイルですが、なぜ目の下のたるみ対策として注目を集めているのでしょうか。

目の下のたるみは、目のまわりの皮膚の乾燥によって引き起こされます。そのため、目の下のたるみを予防するには、目のまわりをきちんと保湿することが大切です。

先ほどお話ししたとおり、ホホバオイルにはワックスエステルという人間の皮脂の主要な成分が豊富に含まれています。普段から使っているスキンケア用品に含まれる保湿成分とホホバオイルのワックスエステルの相乗効果で保湿力が高まるというわけですね。

目の下のたるみの原因は乾燥だけではありません。紫外線や摩擦といった物理的な刺激や、化粧品などの化学的な刺激も目の下のたるみの原因になります。

ホホバオイルは日焼け対策には効果が期待できませんが、抗酸化作用の高いビタミンを多く含んでいるため、日焼け後の肌の回復には効果が期待できます。また、ホホバオイルは比較的サラサラしていて、肌につけたときの伸びもよいオイルですので、コットンや指などによる摩擦もほとんどありません。

そして、ホホバオイルは植物由来の無着色・無香料の化粧品。ほとんどの肌質の人になじみ、低刺激なので目の下のたるみの原因になりにくいのです。

では、ホホバオイルを使った目元ケアを詳しくチェックしていきましょう!

普段のスキンケアにホホバオイルの目元ケアをプラス!

ホホバオイルの高い保湿力を目元ケアに応用します。普段どおり洗顔やスキンケアをした後に、目のまわりに少量のホホバオイルをつけましょう。強くこすらないよう、優しく指先でなぞるようにマッサージすれば、目のまわりの血行もよくなります。

少し多めに使ってスペシャルケアを!

少し時間に余裕があるときや、目元のたるみが特に気になるときは、いつもよりホホバオイルを多めに使って目のまわりをケアしましょう。

少し多めのホホバオイルを目元にのせ、ホットタオルで目元を数分間しっかり温めます。目元が温まったら、ホットタオルで余分なホホバオイルを拭き取ってください。

アイメイクのクレジングにも

せっけんで落とせるような軽いアイメイクであれば、ホホバオイルで洗い流すことができます。ホホバオイルは保湿アイテムとしても使うことができますが、「オイル」ですので油分を多く含む化粧品にもなじみやすいのです。

ホホバオイルは植物由来で刺激が少ないため、乾燥しやすい敏感な目元のメイクを落とすのにぴったりですね。

ホホバオイルの選び方

使い道が多く、美容面でもヘアケアやスキンケア、そして目元ケアにも活用できるホホバオイルは、どれを選べばよいのか迷ってしまうほど、さまざまな会社からたくさんの種類のものが販売されています。

いったいどのようなホホバオイルを選べば、安心して目元ケアに使うことができるのでしょうか。

流通しているホホバオイルには、未精製のホホバオイルと精製されたホホバオイルがあります。おおむね色で見分けることができ、未精製のものは黄金色、精製されたものは無色である場合がほとんどです。

肌につけるものとしては、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれている未精製のホホバオイルがおすすめ。

しかし、肌が非常に敏感な人は、わずかに含まれる不純物や薬品に反応してしまうこともあるので注意が必要です。敏感肌の方は、オーガニックの未精製ホホバオイルを選ぶようにしましょう。

精製されたホホバオイルも、不純物が取り除かれていて低刺激なので、肌が敏感な人も使うことができますが、精製のタイミングで栄養素も失われてしまいます。

ホホバオイルの効果を最大限利用したいという人には、オーガニックの未精製ホホバオイルが最適でしょう。ぜひホホバオイルを活用して、目の下のたるみを予防・解消してくださいね!