コラーゲン

コラーゲンは、肌内部に存在しハリや弾力を維持してくれるだけでなく、体中のあらゆる部位に必要とされている大切な成分で、日々消耗されています。化粧品等で皮膚から浸透させても届かないので、サプリメントやドリンクで毎日補うようにしましょう。

肌だけでなく、若々しい体の維持に必要な成分

お肌のたるみについて検索すると、必ずと言っていいほど名前が出てくるのが、コラーゲン。これまで紹介してきた成分と同じく、もともとお肌内部に存在してハリや弾力を維持している成分ですから、量が少なくなることでお肌が下がり、たるみを引き起こしてしまいます。

コラーゲンはお肌以外にも身体の様々な部位で必要とされており、骨を作ったり、血管をしなやかにしたり、内臓を作るといった役割も担っています。加齢と共に弱ってくる体の機能には欠かせない成分ですから、美肌を作りたい女性はもちろん、いつまでも健康でいたい男性にもオススメです。

では、コラーゲンは肌にどのような働きをしてくれるのか、知っていますか?まずは肌の構造についてご紹介します。肌は「表皮」と「真皮」に分けることができます。実際に目で見て見える部分は表皮の一番上の部分、角質層です。表皮にも何段階か構造があり、角質層の下は顆粒層、その下が有棘層、その下が基底層となります。さらにその下に「真皮」があるのですが、表皮が断層のようになっているのに比べ、真皮はメラノサイト・基質・コラーゲン・エラスチン・繊維芽細胞がそれぞれ働きあって構成されているのが特徴です。

コラーゲンは、肌の真皮部分で働いている成分であることがわかりますね。

では、どうしてコラーゲンがハリを生み出しているのか、その仕組みも知っておきましょう。コラーゲンは、コラーゲン繊維として真皮層には網目状にはりめぐらされています。コラーゲン同士をつなぐエラスチンという成分が間に入り、コラーゲン同士が手をつないでいる状態になっているので、押しても跳ね返るような仕組みです。そもそもコラーゲンがないと、エラスチンもつなぎ合わせるものがないため、エラスチンだけではハリや弾力を維持することはできません。コラーゲンが肌のハリや弾力には必須です。

実はコラーゲンといっても、種類がたくさんあります。皮膚には9種類ものコラーゲンが存在しているのだとか。それらがバランスよく肌に存在している、そして正しい構造がされていることが何よりも大切です。

そのまま食べても効果は微妙…キーワードは「低分子」

コラーゲンをたっぷり摂取する方法として「コラーゲン鍋」などの食材がありますが、実はこれらに使われているコラーゲンは分子がとても大きく、体内でアミノ酸に分解されてしまいます。

私たちには成分を再組成してコラーゲンを作ることのできる機能が備わっているのですが、コラーゲンに戻るかどうかは体内の状態次第。その時必要とされている別の成分があれば、そちらに形を変えてしまうことも多々あります。

そのため、コラーゲンを摂取するなら「身体がそのままの形で吸収できるサイズ=低分子化」されたものを推奨しています。体内に吸収されたコラーゲンはお肌の繊維芽細胞まで流れていき、ここに刺激を与えることでお肌内部でのコラーゲン生成を促進させてくれるのです。

コラーゲンは昔から美肌効果に着目されており、食べることで効果が出ていたため、サプリメントも充実。錠剤、パウダー、ドリンク、ゼリーと様々なタイプがあります。コラーゲンの原料は魚や豚があり、各メーカーによって抽出方法や低分子化のレベルが異なるため、色々試して早めに効果が実感できるものを見つけましょう。

さらに、コラーゲンは低分子であればいい、というわけではありません。ビタミンCととても深い関係があります。コラーゲンはビタミンCによって、ちゃんと働いて体にとって良い変化をもたらしてくれるのです。

ビタミンCとコラーゲンの関係について、以下の内容をご紹介します。

食物からのC摂取を欠乏し続けると壊血病が発言してくる.すなわち,毛細血管壁の脆弱化,軟骨内骨形成不全,骨格筋変性,象牙質の欠損などにより,皮下粘膜出血,歯肉腫瘍,骨の腫瘍や骨折,骨膜下出血による疼痛,創傷治癒の遅延など様々な臨床症状が生じてくる.これらの臨床所見はいずれも結合組織の形成不全に由来するものであり,Cはこの形成過程に大変重要な役割を果たしているものと考えられる.この結合組織の中核を形成しているのがコラーゲンタンパク質であり,これはわれわれの体を構成する総タンパク質中の30%という大きな割合を占めているのである.

出典: J-STAGE

とのこと。コラーゲンが様々な問題を解決するためには、ビタミンCがないといけない、ということがわかりますね。コラーゲンは低分子であること、そして一緒にビタミンCを摂取することで、本来の働きを発揮します。

化粧品に配合されているコラーゲンの効果は?

お肌のハリを維持するコラーゲンが存在する場所は、表皮の下側にある真皮層であり、浸透力の高い化粧水でもここまで届くモノはありません。ですが、コラーゲン配合の化粧品は多々ありますよね。これはなぜなのでしょう?

答えは、表面の保湿。先ほど述べたとおり、コラーゲン分子は大きくお肌の隙間から浸透できないため、お肌表面に残って、水分を蒸発させないように守る、バリアの役割をしてくれるのです。コラーゲン化粧品を使うと表面にベタベタとした感じが残るのはそのためなんですね。

お肌のたるみを解消したいのであれば、コラーゲンは食べて補いましょう!

化粧品でハリのある目元を保つためには?

化粧品の中でも、ダイレクトに良い成分を届ける方法がある、って知っていますか?ヒアルロン酸の針を刺し、肌の内部へ美肌成分を直接届けることができる方法、それがパッチです。実は医療分野でもとても注目されている技術で、特に目元のシワやハリ不足対策にはぴったりな方法となっています。何より美肌成分が気になる部位に直接届けられる、というのがメリットですね。針といっても痛みはほとんどなく、少しだけチクっとする程度なので、普段のパック感覚で気軽に使うことができます。パックを使ってみたい、目元のハリを高めたい、保ちたいという人には特におすすめ。


パッチについて詳しく知りたい方はこちら→