セラミド

セラミドはお肌を潤すだけでなく、バリア機能を維持して健康を保つ効果に優れた成分です。しっかりと補うことでお肌が健康的になり、たるみが解消しハリと弾力がよみがえります。年齢を重ねるごとに減ってしまうので、肌の変化を感じたらすぐに使い始めましょう!

お肌の乾燥を防ぐ&バリア機能構築に欠かせない成分

角質の細胞と細胞の間は「セラミド=細胞間脂質」で満たされており、これによりお肌の表面に強力なバリアを形成しています。お肌表面から細菌・ウイルス・紫外線等が侵入していかないのは、セラミドがしっかり働いているからです。もしセラミドの働きが弱くなると、些細な刺激でも肌トラブルを起こしてしまう原因となってしまいます(アトピーはセラミド不足によって引き起こされると言われています)。

また、セラミドがしっかりと存在することでお肌内部の水分を保持し、乾燥を防ぎます。お肌に潤いとハリをしっかりキープすることで、たるみやシワを防ぐことができるのです。しかしセラミドは他の美肌成分同様、年齢と共に生成量が減少していくので、お肌のたるみを改善したいならば、日々たっぷりと補給することが大切なのです。

セラミドはどうやって摂るべき?

セラミドは表皮の一番上にある角質層に存在する保湿成分ですから、お肌の内側からよりは外側からケアしたほうが効果的。化粧水や美容液など、浸透力が高いアイテムでしっかりケアしていきましょう。

ちなみにセラミドは様々な原料から作られています。

ヒト型セラミド

酵素の発酵を利用した技術で作られる、人間のお肌とほぼ同じセラミド。ヒト型セラミドの成分には番号がついており、種類ごとに効果が異なります。

  • セラミド1:肌表面を覆うベールの役割。バリア機能を維持する働きを持つ。
  • セラミド2:皮膚中の約20%を占め保湿効果に優れている。
  • セラミド3:保湿効果が高く、水分を保持しシワを抑制、美白効果も。
  • セラミド6Ⅱ:角質のバリア機能再生、維持、シワの改善。ターンオーバー促進効果も持つ。

保湿を重視するならば、セラミド2、セラミド3が配合された化粧品を使うのが良いでしょう。

植物性セラミド

大豆やコメ、とうもろこし、こんにゃく、小麦胚芽油、米ぬか油などから抽出されたもの。浸透力は高いですが、人間の持つセラミドと組成が異なるので保湿力はやや弱めです。

化粧品には「コメヌカスフィンゴ糖脂質」、「植物性セラミド」などと表記されます。

動物性セラミド

同じ哺乳類のため親和性に優れているとして、馬由来のものがよく使われていますが、価格が高いです。

化粧品には「セレブロシド」、「ウマスフィンゴ脂質」、「ビオセラミド」などと表記されます。

合成セラミド

石油原料から合成した化学物質。安価で大量生産できますが、上記に比べると安全性がやや劣ります。

化粧品には「ヘキサデシロキシPGヒドロキセチルヘキサデカナミド」、「N-(テトラデシロキシヒドロキシプロピル)-N-ヒドロキシデカナミド、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」などと表記されています。

また、近年ではセラミドを食べても効果があることが研究でわかってきました(植物性セラミドを摂取すると、体内でのセラミド生成量が増える)。そのため乾燥による肌の痒みがある方、アトピーの方にセラミドサプリが人気です。